2/09/2010

新しく入手したJBL 4380 (8インチ 2110 x 4, 5インチ 2105 x 2の2Way)


1971 ~ 1973年に生産された JBL 4380 COLINEAR ARRAY (ALL アルニコ)
コンサートなど主にプロ現場にて活躍したスピーカーシステムである。
8インチ 2110 x 4個, 5インチ 2105 x 2個の2Way。



8インチユニット4個から出てくる音は豊富で締まった低音だ。



4311などのグリルと比べ、かなり丈夫に作られている。


JBL 4380 COLINEAR ARRAY.   他の43シリーズと同じターミナルだ。



James B. Lansingはアルテック社を(1941-1946) 辞めた年の10月に Lansing Sound INC. 社を設立した。  
その時、直接ランシングが設計・製作したユニットにはD130, D131, D208などがあるとされている。 (1946-1947)  
JBL社のユニットの原点とも言える。




この2110はD208のプロ用だが、重量・DATAなどが全く同じだ。



2105は会議などの現場でスピーチのモニター用でよく使われていた。
写真は2105とLE5-5だが、表面は同じコーン紙に見える。 しかし。。


しかし。。 裏面はこれだけ違う。
いくら箱の中に入っている部分とはいえ、アルニコ(左側)とフェライト(右側)の差は明確だ。
音の差も大きいが、造りの完成度はアルニコの圧勝なのだ。
私個人的には、この時点からJBL社の堕落(?)が始まったと思っている。
こんな事情で、私のJBLコレクションはアルニコだけに絞っているのだ。



全て確認したわけではないが、恐らく直並列式であろう。



1971 年度のパンフレット










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